1966年の創業時は、お客様から部品を支給して頂き、テレビユニットやステレオ用基板などの組立を行うことで、その工作・加工などの手間賃を頂く、いわゆる“工賃仕事”が主な仕事でした。
その後、ラッピングピンをはじめとした各種ピンの製造・販売し、当社の業務は、“工賃仕事”から“自社製品”の製造販売へと大きく変化することとなります。
ピンはコネクタの基本部品であり、ピンの技術開発と技術蓄積により国内有数のピン・ピンヘッダーメーカーの地位を築くに至り、ついにはパワートランジスター用ソケットをはじめとしたコネクタの製造・販売を開始、現在では世界中で車載向けを中心にコンシューマー機器、インダストリアル機器の中で当社のコネクタが使われています
・1966年12月
神奈川県川崎市にイリソ電子工業株式会社を創業
―社名の由来―
「初めて受注をいただいたお客様が埼玉県入間郡「入曽村」(現在の埼玉県狭山市)にあったことから、そのご恩と感動を忘れないために入曽(イリソ)の地名を当社の社名と致しました。
・1973年4月
ラッピングピンの製造・販売を開始
・1975年5月
ピンヘッダーの製造・販売を開始
・1978年12月
シンガポールに各種ピン及び多極コネクタの製造・販売を目的としてIRS(S)PTE.,Ltd.を設立し、海外展開を開始
・1983年1月
スイッチの機能を持つ短絡用コネクタの製造・販売を開始し、本格的にコネクタ分野へ進出
・1983年11月
茨城県常陸大宮市に茨城工場を建設
・1987年12月
プリント基板同士を接続するBtoBボードtoボード)コネクタを開発し、カーオーディオメーカーへの販売を開始
・1988年12月
弾力性のあるプリント基板を接続するFPCコネクタの製造・販売を開始
・1991年7月
プリント基板同士の位置ずれを吸収して接続する可動(フローティング)タイプのBtoBコネクタを開発し、製造・販売を開始
・1993年6月
中国に製造子会社として上海意力速電子工業有限公司(上海工場)を設立
・1994年3月
アメリカに販売子会社としてIRISO U.S.A.,Inc.を設立
・1994年9月
日本証券業協会(現 東京証券取引所ジャスダック市場)に株式を店頭登録
・1996年3月
ドイツに欧州営業所を設立(2000年に販売子会社化)
・1996年6月
フィリピンに製造子会社としてIRISO ELECTRONICS PHILIPPINES,INC.(フィリピン工場)を設立
・2000年12月
中国に販売子会社として意力速(上海)貿易有限公司を設立
・2005年
車載市場向けの売上が50%を超える(2006年3月期)
・2006年1月
ベトナムに製造子会社としてIRISO ELECTRONICS VIETNAM CO.,LTD.(ベトナム工場)を設立
・2007年
両側可動BtoBコネクタを開発し、製造、販売を開始
・2007年5月
本社(イリソテクノロジーパーク)を神奈川県横浜市港北区新横浜に竣工、移転
・2010年
2点接点BtoBコネクタを開発し、製造、販売を開始
・2014年
業界初、世界初の技術である対振動性に優れた三次元可動BtoBコネクタ「 Z-Move ™ 」の開発に成功
・2016年6月
東京証券取引所第一部へ市場変更
・2018年4月
中国に製造子会社として、南通意力速電子工業有限公司(南通工場)を設立
・2022年4月
東京証券取引所市場第一部からプライム市場へ移行