予期せぬトラブルの原因解析、製品の出来栄えに対するミクロな視点での観測・解析も信頼性実験室の重要な仕事になります。付着した異物や製品の表面状態など、分析解析する物は様々です。代表的な装置をご紹介します。
金属系試料表面の観察,元素分析に活用。軽元素からの分析が可能で、酸化,塩化,硫化,炭化の腐食媒体の分析(判定)も可能。
電界放射型走査電子顕微鏡システム(FE–SEM/EDX)
SEM像(端子断面)
元素分析(マッピング)
金属系試料表面の観察,元素分析に活用。軽元素からの分析が可能で、酸化,炭化,塩化,硫化の腐食媒体の分析(判定)も可能。
有機系化合物(樹脂、オイル、接着剤等)の分析に活用しており、試料の形状としては、個体・液体・粉体でも可能。また、フラックス,洗浄液等の有機系の残渣調査にも威力を発揮。
顕微FT-TRシステム
分析結果
異物
薄膜試料作製、断面研磨等に活用。
各種コネクタ用端子/ピン等に施されためっきの厚さ及び、成分比を測定。また、簡単な元素分析も可能。