8b10bは1980年代前半にIBMが開発した発明したコーディングで、10b8bと呼ばれる事もあります。10bit分の「データ長」で8bit分の「データ」を送ると言う方法ですので効率は80%=20%の「余分」があり、この余分を持つ事で1本の連続した信号の羅列から、8bit(バイト、オクテット)の区分(先頭)を分かるようにしたものです。シリアル伝送からパラレルへ戻す際のクロックを同送させたコーディングと言う事も出来ます。その延長として、より効率の良い4b66b、64b67bや128b130bと言ったコーディングも開発されていますが、8B10Bの「0や1が長く続かない」と言う特徴は伝送路への負担が少ない(周波数ひずみの低減)と言う副次効果を持つ事がメリット人るケースが多く現在でも多く使われる要因の一つとなっています。